
NFTを購入・販売したいけど、どこのNFTマーケットプレイスを使えばいいかわからない…
OpenSeaと他のNFTマーケットプレイスを比較してほしい!
こんにちは、こうちゃです
今回は、OpenSeaをはじめとしたNFTマーケットプレイスそれぞれの特徴を徹底解説していきます
どのNFTマーケットプレイスを使ってNFTを販売・購入すればいいか悩んでいる人は、まずはこの記事でNFTマーケットプレイスの特徴を理解しましょう
きっとあなたにぴったりなNFTマーケットプレイスが見つかるはずです!
今回の内容
- NFTマーケットプレイス/取引所とは?
- NFTマーケットプレイスおすすめ7選
- NFTを売買する際の注意点
この記事を書いている僕は、現在進行形でNFTアートを販売しているクリエイターです
そんな僕自身がさまざまなNFTマーケットプレイスを利用し、わかってきた特徴をこの記事ではまとめました
NFTマーケットプレイス/取引所とは?


マーケットプレイスごとに特徴があり、それぞれで取り扱いのあるNFTの種類・盛り上がっているNFTカテゴリーが異なります
そのため、『クリエイター』・『投資家』・『ファン』など、個人の属性に応じて利用すべきNFTマーケットプレイスが変わってきます


NFTマーケットプレイスおすすめ7選


おすすめは以下の通り
〈海外NFTマーケットプレイス〉
- OpenSea(最大手)
- Foundation
- SuperRare
- Rarible
〈日本国内NFTマーケットプレイス〉
- NFTStudio
- LINE NFT
- Coincheck NFT
OpenSeaと比較しながら、各NFTマーケットプレイスにどのような特徴があるのかを順番に解説していきます
その①:OpenSea


特徴は以下の通り
NFTマーケットプレイス名 | OpenSea |
ブロックチェーン | Ethereum Polygon |
NFT発行手数料 (ガス代) | 有料 (Polygonは無料) |
NFT販売手数料 | 2.5% |
ロイヤリティ | 0〜10% |
売買方式 | オークション 固定価格 オファー |
ログイン方法 | ウォレット |
決済方法 | ETH |
二次流通 | ○ |
出品条件 | なし(誰でも可能) |
日本語対応 | × |
NFTの二次流通が可能、誰でも簡単にNFTを出品することができるOpenSeaです
日本人利用者が圧倒的に多いので(OpenSeaしか使っていない人も多い)、NFTを始めたばかりでも作品の売買がしやすいです
日本において、2022年1月時点ではOpenSea一強という感じ
NFTを始めたい人は、まずはOpenSeaから始めてみましょう!
OpenSeaを始めたい人に向けて、こちらの記事で詳しく解説していますので併せてどうぞ




その②:Foundation


特徴は以下の通り
NFTマーケットプレイス名 | Foudation | OpenSea |
ブロックチェーン | Ethereum | Ethereum Polygon |
NFT発行手数料 (ガス代) | 有料 (ガス代がOpenSeaより高め) | 有料 (Polygonは無料) |
NFT販売手数料 | 15% | 2.5% |
ロイヤリティ | 10% | 0〜10% |
売買方式 | オークション | オークション 固定価格 オファー |
ログイン方法 | ウォレット | ウォレット |
決済方法 | ETH | ETH |
二次流通 | ×(OpenSeaで可能) | ○ |
出品条件 | 招待制 | なし(誰でも可能) |
日本語対応 | × | × |
Foundationを使うメリットは以下の通り
- 招待制なので権威性があり、作品・クリエイター自身にも箔がつく
- 売買方法がオークションしかないので、作品が高値で売りやすい
Foundationについて詳しく知りたい・Foundationの招待を受けたい人に向けて、こちらの記事で詳しく解説しています


その③:SuperRare


特徴は以下の通り
NFTマーケットプレイス名 | SuperRare | OpenSea |
ブロックチェーン | Ethereum | Ethereum Polygon |
NFT発行手数料 (ガス代) | 有料 | 有料 (Polygonは無料) |
NFT販売手数料 | 3% | 2.5% |
ロイヤリティ | 10% | 0〜10% |
売買方式 | オークション 固定価格 オファー | オークション 固定価格 オファー |
ログイン方法 | ウォレット | ウォレット |
決済方法 | ETH | ETH |
二次流通 | ×(OpenSeaで可能) | ○ |
出品条件 | 審査制 | なし(誰でも可能) |
日本語対応 | × | × |
『RARE』は、デジタルネイティブ世代のために芸術や文化を定義付けるために開発され、保有者はSuperRareのネットワークやプロコトルといったサービス内容、運営方法に関して投票することができます
そのためガバナンストークン『RARE』・SuperRareに出品されている作品どちらも『投資家』から大変注目されており、『NFTを投資目的で購入したい人』にはSuperRareが向いています
その④:Rarible


特徴は以下の通り
NFTマーケットプレイス名 | Rarible | OpenSea |
ブロックチェーン | Ethereum Flow XTZ | Ethereum Polygon |
NFT発行手数料 (ガス代) | 無料 (※lazy minting利用時) | 有料 (Polygonは無料) |
NFT販売手数料 | 2.5% | 2.5% |
ロイヤリティ | 0〜50% | 0〜10% |
売買方式 | オークション 固定価格 オファー | オークション 固定価格 オファー |
ログイン方法 | ウォレット | ウォレット |
決済方法 | ETH | ETH |
二次流通 | ×(OpenSeaで可能) | ○ |
出品条件 | なし(誰でも可能) | なし(誰でも可能) |
日本語対応 | △(部分的に対応) | × |
そのため、初心者でもガス代を気にせずNFTを出品することでき、作品の質のみで勝負することができます
また、Raribleでも『SuperRare』と同様にガバナンストークン『RARI』を発行しています
『RARI』はRaribleを利用することで入手することができ、保有者はRaribleのネットワークやプロコトルといったサービス内容、運営方法に関して投票することができます
Ethereumだけでなく、Flow・XTZといったブロックチェーンにも対応している点は大変魅力的です
その⑤:NFTStudio


特徴は以下の通り
NFTマーケットプレイス名 | NFTStudio | OpenSea |
ブロックチェーン | Polygon LINE Blockchain | Ethereum Polygon |
NFT発行手数料 (ガス代) | 無料 | 有料 (Polygonは無料) |
NFT販売手数料 | 20% | 2.5% |
ロイヤリティ | 5% | 0〜10% |
売買方式 | オークション 固定価格 | オークション 固定価格 オファー |
ログイン方法 | SNS/ウォレット | ウォレット |
決済方法 | クレカ/GooglePay | ETH |
二次流通 | ○ | ○ |
出品条件 | 審査制 | なし(誰でも可能) |
日本語対応 | ○ | × |
初めてNFTを購入する人や、ファングッズとしてNFTを購入したい人は暗号資産について知識が浅い場合がほとんどかと
その点、NFTStudioではクレジットカードで決済可能なので、より安心してNFTに対して一歩踏み出すことができます
また、SKE48や有名VtuberのNFTも出品されており、今後もNFTStudioでの有名人のNFT発行が期待できます


その⑥:LINE NFT


特徴は以下の通り
NFTマーケットプレイス名 | LINE NFT | OpenSea |
ブロックチェーン | LINE Blockchain | Ethereum Polygon |
NFT発行手数料 (ガス代) | 不明 | 有料 (Polygonは無料) |
NFT販売手数料 | 不明 | 2.5% |
ロイヤリティ | 不明 | 0〜10% |
売買方式 | 固定価格 | オークション 固定価格 オファー |
ログイン方法 | LINE | ウォレット |
決済方法 | 日本円/LINK | ETH |
二次流通 | ○ | ○ |
出品条件 | 不明 | なし(誰でも可能) |
日本語対応 | ○ | × |
現状わかっていることは少ないですが、判明している他のNFTマーケットプレイスにはない強みは以下の通り
- LINEを通して、友達とNFTを簡単に送りあえる
- LINE Blockchain上で発行されたNFTの一次販売から二次流通までをワンストップで行うことができる
- ユーザーはNFTをLINEの暗号資産であるLINKだけでなく、日本円でもかんたんに売買することができる
詳しくはLINE公式さんが出しているLINE NFTの概要というnoteが大変参考になるので、併せてどうぞ
また、一足先にLINE NFTを体感したい人は『NFT マーケットβ』で取引可能な資産性ミリオンアーサーを遊んでみるとイメージがつきやすいかと
資産性ミリオンアーサーの遊び方・始め方に関してはこちらの記事で詳しく解説しています


その⑦:Coincheck NFT


特徴は以下の通り
NFTマーケットプレイス名 | Coincheck NFT | OpenSea |
ブロックチェーン | Ethereum | Ethereum Polygon |
NFT発行手数料 (ガス代) | 無料 | 有料 (Polygonは無料) |
NFT販売手数料 | 10% | 2.5% |
ロイヤリティ | なし | 0〜10% |
売買方式 | 固定価格 | オークション 固定価格 オファー |
ログイン方法 | コインチェック | ウォレット |
決済方法 | BTC・ETH・LSK・XRP・XEM LTC・BCH・MONA・XLM QTUM・BAT・IOST・ENJ・OMG・PLT | ETH |
二次流通 | 不明 | ○ |
出品条件 | なし(誰でも可能) | なし(誰でも可能) |
日本語対応 | ○ | × |
大きな特徴として、全15種類の暗号資産を使った決済方法が挙げられます
これらの暗号資産はコインチェック内で簡単に購入可能ですので、スムーズにNFTを購入することができます
また、国内初の暗号資産取引所が運営するNFTマーケットプレイスなので、安心してNFTを売買することができます



コインチェックの口座開設をして、CoinCheck NFTの正式リリースに備えましょう


NFTを売買する際の注意点
以下の通り
- Scam(詐欺)被害に遭う可能性
- コピーされた(偽物)NFTがある
- 人気のあるNFTでも価格の乱高下あり
順番に解説していきます
その①:Scam被害に遭う可能性がある


OpenSeaのScamサイトも数多く存在し、しばしばウォレット内の暗号資産・NFTを盗まれる被害も発生しています


また、TwitterやdiscordのリプやDMにScamのURLを送ってきてシードフレーズを盗む手口もあります
急にこのようなDMが送られてきても、絶対に開いてはいけません
その②:コピーされたNFTがある


迅速にNFTの売買ができる反面、リスクとしてデジタルアートの所有者でない人が、勝手に画像をNFTにして出品している場合があります
NFTを購入する前は、NFTのOwnerやコレクションをよく確認して『本物』であると確認してから購入しましょう
その③:NFTは価格変動が激しい


クリエイターさんのブランディング・マーケティングの出来次第でいくらでも価格変動は起こります
また、有名人の方が購入したNFTのコレクションは価値が上がるなんてこともあります
そのため、初心者の方はまずは少額から始めて、容量をつかむことをオススメします



NFTはコレクションするだけでも十分楽しいです!
まずはビビッときたNFTをコレクション目的で買ってみましょう!
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