
ポリゴンでNFTを発行したいけど、イーサリアムとの違いを知りたい!
ポリゴンとMATICはどういう関係…?
Maticを購入する方法を知りたい!
こんにちは、こうちゃ(@kouchaNFT)です
今回は、ポリゴンブロックチェーンと暗号資産MATICについて解説していきます
MATICを使用したい人や、投資目的でMATICを購入したい人にもわかりやすく概要を説明しています
今回の内容
- Polygon(ポリゴン/MATIC)とは?
- Polygon(ポリゴン/MATIC)のメリットは?
- Polygon(ポリゴン/MATIC)の将来性は?
- Polygon(ポリゴン/MATIC)の購入方法
- 本記事の信頼性


この記事を書いている私は、現在資産の大半を暗号資産関連に投資しています
毎日暗号資産の勉強をしているので、出来るだけわかりやすく解説できるように努めます
Polygon(ポリゴン/MATIC)とは?


仮想通貨名 | MATIC |
ティッカーシンボル | $MATIC |
時価総額 | 約1兆8,000億円 |
創業者 | ミハイロ・ビェリッチ(Mihailo Bjelic) |
専門用語が多くでてきてしまったので、整理しましょう
セカンドレイヤーとは、メインのブロックチェーン以外で何らかの取引を実行する技術のことを言います
セカンドレイヤーのメリットは、イーサリアムのブロックチェーンといったメインのブロックチェーン上で処理を行わないために、ブロックチェーン本体のシステムの処理に負荷がかからず、高速な処理ができることでスケーラビリティ問題を解決できることにあります
ビットコインやイーサリアムは、1つのブロックの中にトランザクションデータを書き込める量が限られています
そのため、容量いっぱいにデータが書き込まれることで処理能力が追いつかなくなってしまい、送付遅延、手数料増加などの問題が発生することをスケーラビリティ問題と言います
2017年10月にMaticNetworkとして立ち上げられた後、開発者は2021年の初めにPolygonとしてブランド名を変更しました
しかし、独自トークンの名前はMATICのままということです
MATICトークンは100億枚存在し、現在の市場での供給枚数は約50億枚です
Polygon(ポリゴン/MATIC)のメリットは?


ポリゴンブロックチェーンを使うメリットは主に以下の通り
- 高速かつ低コスト
- 独自のコンセンサスアルゴリズム
順番に解説していきます
その①:高速かつ低コスト


OpenSeaでのNFTの発行・送付も全て無料でできますし、ガス代はかかっても1円とかそこら辺です
イーサリアムは、特に近年ガス代の高騰が問題視されており、Polygonはセカンドレイヤー技術によってイーサリアムとの互換性を保ちつつ、イーサリアムよりも高速処理ができて低コストな環境を実現しています
OpenSeaでNFTを発行する際、ポリゴンとイーサリアムを比較すると以下の通り
Blockchain | Ethereum | Polygon |
最初の出品費用 | あり(約10,000円ほど) | なし |
ガス代 | あり | なし |
取引量 | 多い | 少ない |
オークション販売 | 可能 | 不可 |
処理速度 | 基本的に遅い | 速い |
円への直接交換 | 可能 | 不可 |
以上の比較から、NFTの目的・用途に合わせてEthereumかPolygonかの選択をする必要があります
どちらを使えばいいかわからない人は、以下の指示に従ってもらうとスムーズかと
Ethereumがおすすめ→NFTアートの販売を仕事にしたい!世界中の人が欲しがるようなNFTコレクションを作りたい!
Polygonがおすすめ→NFTアートを試しに作ってみたい!プレゼント用のNFTを作りたい!初めてNFTを作る!
その②:独自のコンセンサスアルゴリズム


暗号資産(仮想通貨)の取引や送金データを正しくブロックチェーン(block chain)につなぐための仕組みの一つです
プルーフ・オブ・ステーク(=掛け金の証明)という言葉が示すとおり、その暗号資産(仮想通貨)に対する掛け金、すなわち保有量が多いほど、データのかたまりであるブロックをブロックチェーンにつなぎこむ役割を得やすくなります
そのため、イーサリアムの補助機能としての役割ではなく、規模が縮小した存在(レイヤー1)と考えることもできます
なお、コンセンサスアルゴリズムがPoSであるため、MATICはステーキングをおこなうことが可能です
Polygon(ポリゴン/MATIC)の将来性は?


理由としては以下の通り
- 様々なDappsやDeFiがPolygonに参入してきている
- イーサリアムセカンドレイヤーとしての確固たる優位性
- NFT関連銘柄である
具体的に解説していきます
その①:さまざまなDappsやDefiがPolygonに採用している


しかしセカンドレイヤーを使いスケーラビリティ問題を解消することができるので、多くのDappsやDeFiがPolygonを使い始めました
現在Polygonが採用されているDappsは、例えば以下の通り
- SushiSwap・QuickSwap(DEX)
- 1inch(イールドアグリゲーター)
- Aave(レンディングプロトコル)
- Curve finance(ステーブルコインのDEX)
今後もPolygonを採用したDappsは増えていくと予想できます
その②:イーサリアムセカンドレイヤーとしての確固たる優位性


Polygonは、イーサリアムにおけるスケーラビリティ問題の解決やエコシステムの拡大を目指して開発されました
そのため、ブロックチェーン同士の相互運用にフォーカスしている『ポルカドット』や『コスモス』といったプロジェクトとは明確に差別化できており、イーサリアムセカンドレイヤーとしての優位性があります
その③:NFT関連銘柄である


高速・低コストであるPolygonは、NFT領域からの需要がありすでにNFTゲームやNFTマーケットプレイスで利用できる機会が増えています
特にNFTゲームは今後もどんどん市場規模が拡大していくと考えられますので、それに伴ってPolygonの需要もどんどん拡大していくと予想できます
Polygon(ポリゴン/MATIC)の購入方法


手順①:コインチェックで口座開設を行う
手順③:コインチェックからイーサリアムをメタマスクに送金する
手順④:メタマスクをイーサリアムネットワークからMATICネットワークに変更する
手順⑤:Polygon(MATIC)ネットワークにイーサリアムを転送(ブリッジ)
手順⑥:QuickSwapで、イーサリアムをMATICに交換する
なぜQuickSwapが良いのか、また詳しいやり方はこちらの記事にまとめてありますのでよければご覧ください


【追記 2022年3月某日】
手数料を最大限節約して、簡単にMATICを入手する方法を見つけたので、共有します
JPYCを使うやり方です
手順は以下の通り
手順①:JPYCを購入する
手順②:QuickSwapを使って、JPYCをMATICに交換する



めちゃくちゃ簡単!
しかも手順もすごく少ないです…!!!
詳細なやり方に関しては、こちらの記事で画像つきで丁寧に解説しています


また、そもそも『JPYC』とは…?という人は、JPYCについて詳しく解説したこちらの記事をご覧ください


まとめ:ポリゴン(Polygon/MATIC)を入手して、NFTを始めよう!


今回は、ポリゴンの特徴・購入方法について詳しく解説しました
おそらくこの記事を読んでいる人は『OpenSeaではポリゴンのNFTを販売・購入したい!』、もしくは『PolygonにNFTゲームで遊びたい!』という人が多数かなと思います
この記事を読んでポリゴンについて理解できたら、是非挑戦してみましょう!
- NFTアートを始めたい人に向けては、こちらの記事で始め方を詳しく解説しています


- NFTゲームを始めたい人に向けては、こちらの記事で始め方を詳しく解説しています


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